胃腸薬を飲むタイミング

ピロリ菌による食欲不振は胃腸薬で改善できる?

「ムカムカする」・「膨満感がある」・「胸やけする」などの理由から、食欲不振になってしまうケースも少なくありません。
このような胃の不快感を感じた場合、市販の胃腸薬でケアするという方も、多いのではないでしょうか。

食欲不振の改善に効果があると言われているのは、「消化剤」や「健胃剤」と言われる胃腸薬です。
「消化剤」や「健胃剤」は酵素の働きをサポートし、胃の調子を整える効果が期待できます。
この他にも漢方系の胃腸薬も、食欲不振の改善に有効です。

食欲が無くなってしまう原因は様々ですが、中には「ピロリ菌」に感染してしまい、胃に不快感を感じるケースもあるようです。
この菌は胃の粘膜に住み着く特性を持っています。
通常、菌は強い胃酸により殺菌されてしまいますが、ピロリ菌は胃酸を中和する事が出来る為、胃の中でも生き続けられるのです。

衛生面が整っていなかった戦後は、井戸水などにより感染するケースが多かったようです。
団塊世代以前の感染率は、何と80%にも上ります。
衛生面が改善された今では、感染するリスクも低下していますが、中には感染した人から食べ物の口移しで感染してしまうケースもある為、注意が必要です。

この菌に感染してしまうと、胃の粘膜などがダメージを負い、胃痛や食欲不振を訴える方もいます。
菌に感染して起こる胃の不快感も、胃腸薬で改善できるのでしょうか?

残念ながら菌による胃の症状は、市販薬で改善する事は出来ません。
いくら、胃腸薬を飲んだとしても、胃の中にいる菌を殺菌する事は出来ない為、症状は続きます。

ピロリ菌が原因の場合、医療機関で除菌の治療を受けましょう。
また、場合によっては除菌薬の他に胃の粘膜を保護する薬を、処方される場合もあるようです。
胃腸薬を長く服用しても、症状が改善されない場合、1度ピロリ菌の検査を受けてみる事をお勧めします。